04 場面ごとの判断

中級約7分で読めます更新 図 1・問題 3

フロップからの考え方

フロップからは、今の役の名前だけで動きを決めません。相手の手の幅・賭けられた額・次に出る札まで、順に見ていきます。

この記事の要点

  1. 動く前に、人数・席・ポットと持ち点・場の札・相手の手の幅・賭けられた額の6つを見る。
  2. フロップでは、次の1枚と、あとで払う分まで考える。
  3. リバーは、相手が賭ける手の幅に、今の手が何回勝つかでくらべる。

01動く前に見る6つ

見るもの確かめること
人数残る相手は1人か、何人もいるか
席自分と相手の、どちらがあとに動くか
ポットと持ち点今のポットと、このあと賭けられる持ち点
場の札できている役と、次の札でできそうな役
相手の手の幅それまでの動きに合う手
賭けられた額コールにいくら要り、何%勝てばよいか

相手の手は見えません。プリフロップからの動きと場の札で、ありそうな手を幅で考えます。読み方はレンジを読むで扱います。

02自分の手で、何をしたいか

6つを見たら、この手で何をしたいかを決めます。主に4つです。

同じ手でも、相手の手の幅と動きで目的は変わります。ここからは、3つの場面で考えます。ベットの額は、賭ける額の決め方で扱います。

03場面1 トップペア

自分は A♠ Q♥、フロップは A♦ 9♣ 3♠ です。A のワンペアで、もう1枚は Q です。

まず、ベットにコールしそうな、自分より弱い手を考えます。AJ や A10 などの A のワンペア、9 のワンペア、KK や JJ などのポケットペアです。

次に、自分より強い手です。AK、AA、99、33、A9、A3 などがあります。どれが入るかは、プリフロップからの動きで変わります。

この場は、マークが3枚ともちがい、つながる数字も少ない形です。次の1枚で完成するドローが少ないので、急いで大きく賭ける理由は弱くなります。

弱い A が多く残る相手なら、払ってもらうベットを考えます。強い手でしか続けない相手なら、チェックも考えます。「トップペアだからベット」ではなく、どの手がコールするかを先に考えます。

04場面2 フラッシュドロー

自分は A♠ J♠、フロップは K♠ 7♠ 2♦ です。ポット 10BB に、相手が 5BB を賭けました。

コールしたあとのポットは 20BB なので、コールに要る勝率は 5 ÷ 20 = 25%です。

残るスペード9枚のどれかが出ると、フラッシュになります。
手札A♠︎♠︎J♠︎♠︎場の札K♠︎♠︎7♠︎♠︎2♦︎♦︎

フラッシュ

Q♠︎♠︎10♠︎♠︎9♠︎♠︎8♠︎♠︎6♠︎♠︎5♠︎♠︎4♠︎♠︎3♠︎♠︎2♠︎♠︎

アウツ = 9枚

フラッシュを次の1枚で引く確率は 19.1%で、25%に届きません。リバーまでなら 35.0%ですが、今の 5BB とくらべられるのは、2枚とも追加のチップなしで見られるときだけです。くわしくはポットオッズと期待値にあります。

A が出てワンペアになり、それで勝つこともあります。ただ、相手が AK やスリーカードなら、A が出ても負けです。A を数えるなら、少なめに見ます。

コールのほかに、レイズで相手を降ろす道もあります。そのときは、相手が降りる場合と、続ける場合を分けて考えます。続けられたら、勝つ見込みと払う額を見ます。くわしくはブラフの考え方で扱います。

05ターンで見直す

ターンでは、新しい札と相手の動きを足して、6つを見直します。

場面1でターンが 9♦ なら、場に 9 のペアができます。K9 などはスリーカードに、A9 や 93 はフルハウスになります。低い札が出たときと、同じ強さには見られません。

場面2でターンがスペード以外なら、残りはリバーの1枚です。9 ÷ 46 = 19.6%で引きます。相手がまた賭けたら、その額で要る勝率を出し直します。ただ、スペードでも、場にペアができれば、フルハウスに負けることがあります。

06場面3 リバーでコールするか

リバーでは、役が上がる札はもうありません。今の手が、相手のベットする手の幅に、何回勝つかを考えます。

ポット 20BB に、相手が 20BB を賭けたとします。コールしたあとのポットは 60BB なので、要る勝率は 20 ÷ 60 = 33.3%です。3回に1回勝てれば足ります。

相手が強い手でしか 20BB を賭けないなら、中くらいの手では 33.3%に届きにくくなります。同じ額で賭ける手の中に、自分が勝てるブラフが十分に入っているなら、コールを考えられます。

07相手が何人もいるとき

相手が何人も残ると、だれか1人が強い手を持つ見込みが上がります。2人なら強かったトップペアも、3人・4人から大きな動きが続けば、同じようには扱えません。

ポットが大きくても、1人でポットを取るには、残る全員を上回る必要があります。ベットでその場で取るには、全員に降りてもらう必要があります。

先にベットした人に、別の人がコールしてから自分の番が来たら、2人分の動きが見えています。間のコールに合う手も考えます。

083問で確かめる

問1フロップで、ポット 12BB に相手が 6BB を賭けました。アウツは9枚で、次の1枚だけを見ます。引く確率は、コールに要る勝率に届きますか?

答えを見る

要る勝率は 6 ÷ 24 = 25%です。9枚を次の1枚で引く確率は 19.1%なので、届きません。

問2リバーで、ポット 30BB に相手が 15BB を賭けました。コールに要る勝率はいくらですか?

答えを見る

コールしたあとのポットは 60BB です。15 ÷ 60 = 25.0%です。

問3フロップで相手が3人残っています。ベットでポットをすぐ取るには、何人が降りる必要がありますか?

答えを見る

1人でもコールすれば、その場ではポットを取れません。全員が降りる必要があります。

09BlackPoker で試す

フロップからは、「役が上がる札 N枚」「相手の動きから見た勝率」「コールに要る勝率」が出ます。役が上がる札でも、勝てるとは限りません。3つを見くらべながら動けます。

アドバイスは、チェック・ポットの40%・70%・105%のベット・コール・レイズの期待値をくらべて、動きを出します。ベットでは、全員が降りる見込みも入れています。細かい決め方は、調整で変わることがあります。

よくある質問

フロップでは、何から考える?

残る人数、動く順番、ポットと持ち点、場の札、相手の手の幅、賭けられた額の6つを見ます。

フラッシュドローなら、コールしていい?

引く確率だけでなく、コールに要る勝率と、次の札のあとに払う分を見ます。9枚なら、次の1枚で引くのは 19.1%です。

リバーでは、何を見る?

相手が賭ける手の幅に対して、今の手が要る回数だけ勝てるかを見ます。

制作・編集:Predy Games公開:更新:まちがいのご連絡:お問い合わせ

BlackPoker で、フロップからの判断を試すお金を賭けずに遊ぶ1人用のテキサスホールデムです。フロップからは、役が上がる札の数・相手の動きから見た勝率・コールに要る勝率が、卓に並びます。

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