この記事の要点
- 動く前に、人数・席・ポットと持ち点・場の札・相手の手の幅・賭けられた額の6つを見る。
- フロップでは、次の1枚と、あとで払う分まで考える。
- リバーは、相手が賭ける手の幅に、今の手が何回勝つかでくらべる。
01動く前に見る6つ
| 見るもの | 確かめること |
|---|---|
| 人数 | 残る相手は1人か、何人もいるか |
| 席 | 自分と相手の、どちらがあとに動くか |
| ポットと持ち点 | 今のポットと、このあと賭けられる持ち点 |
| 場の札 | できている役と、次の札でできそうな役 |
| 相手の手の幅 | それまでの動きに合う手 |
| 賭けられた額 | コールにいくら要り、何%勝てばよいか |
相手の手は見えません。プリフロップからの動きと場の札で、ありそうな手を幅で考えます。読み方はレンジを読むで扱います。
02自分の手で、何をしたいか
6つを見たら、この手で何をしたいかを決めます。主に4つです。
- 自分より弱い手から、コールで払ってもらう。
- 自分より強い手を、ベットやレイズで降ろす。
- チェックして、全員がチェックなら、チップを足さずに次の札を見る。
- 要る勝率と、あとの賭けを考えて、相手のベットにコールする。
同じ手でも、相手の手の幅と動きで目的は変わります。ここからは、3つの場面で考えます。ベットの額は、賭ける額の決め方で扱います。
03場面1 トップペア
自分は A♠ Q♥、フロップは A♦ 9♣ 3♠ です。A のワンペアで、もう1枚は Q です。
まず、ベットにコールしそうな、自分より弱い手を考えます。AJ や A10 などの A のワンペア、9 のワンペア、KK や JJ などのポケットペアです。
次に、自分より強い手です。AK、AA、99、33、A9、A3 などがあります。どれが入るかは、プリフロップからの動きで変わります。
この場は、マークが3枚ともちがい、つながる数字も少ない形です。次の1枚で完成するドローが少ないので、急いで大きく賭ける理由は弱くなります。
弱い A が多く残る相手なら、払ってもらうベットを考えます。強い手でしか続けない相手なら、チェックも考えます。「トップペアだからベット」ではなく、どの手がコールするかを先に考えます。
04場面2 フラッシュドロー
自分は A♠ J♠、フロップは K♠ 7♠ 2♦ です。ポット 10BB に、相手が 5BB を賭けました。
コールしたあとのポットは 20BB なので、コールに要る勝率は 5 ÷ 20 = 25%です。
フラッシュ
Q♠︎♠︎10♠︎♠︎9♠︎♠︎8♠︎♠︎6♠︎♠︎5♠︎♠︎4♠︎♠︎3♠︎♠︎2♠︎♠︎アウツ = 9枚
フラッシュを次の1枚で引く確率は 19.1%で、25%に届きません。リバーまでなら 35.0%ですが、今の 5BB とくらべられるのは、2枚とも追加のチップなしで見られるときだけです。くわしくはポットオッズと期待値にあります。
A が出てワンペアになり、それで勝つこともあります。ただ、相手が AK やスリーカードなら、A が出ても負けです。A を数えるなら、少なめに見ます。
コールのほかに、レイズで相手を降ろす道もあります。そのときは、相手が降りる場合と、続ける場合を分けて考えます。続けられたら、勝つ見込みと払う額を見ます。くわしくはブラフの考え方で扱います。
05ターンで見直す
ターンでは、新しい札と相手の動きを足して、6つを見直します。
- 自分のドローは、完成したか。
- その札で、相手の強い手も増えたか。
- 相手はフロップで、チェック・コール・レイズのどれを選んだか。
- 残りの持ち点で、リバーにどれだけ賭けられるか。
場面1でターンが 9♦ なら、場に 9 のペアができます。K9 などはスリーカードに、A9 や 93 はフルハウスになります。低い札が出たときと、同じ強さには見られません。
場面2でターンがスペード以外なら、残りはリバーの1枚です。9 ÷ 46 = 19.6%で引きます。相手がまた賭けたら、その額で要る勝率を出し直します。ただ、スペードでも、場にペアができれば、フルハウスに負けることがあります。
06場面3 リバーでコールするか
リバーでは、役が上がる札はもうありません。今の手が、相手のベットする手の幅に、何回勝つかを考えます。
ポット 20BB に、相手が 20BB を賭けたとします。コールしたあとのポットは 60BB なので、要る勝率は 20 ÷ 60 = 33.3%です。3回に1回勝てれば足ります。
相手が強い手でしか 20BB を賭けないなら、中くらいの手では 33.3%に届きにくくなります。同じ額で賭ける手の中に、自分が勝てるブラフが十分に入っているなら、コールを考えられます。
07相手が何人もいるとき
相手が何人も残ると、だれか1人が強い手を持つ見込みが上がります。2人なら強かったトップペアも、3人・4人から大きな動きが続けば、同じようには扱えません。
ポットが大きくても、1人でポットを取るには、残る全員を上回る必要があります。ベットでその場で取るには、全員に降りてもらう必要があります。
先にベットした人に、別の人がコールしてから自分の番が来たら、2人分の動きが見えています。間のコールに合う手も考えます。
083問で確かめる
問1フロップで、ポット 12BB に相手が 6BB を賭けました。アウツは9枚で、次の1枚だけを見ます。引く確率は、コールに要る勝率に届きますか?
答えを見る
要る勝率は 6 ÷ 24 = 25%です。9枚を次の1枚で引く確率は 19.1%なので、届きません。
問2リバーで、ポット 30BB に相手が 15BB を賭けました。コールに要る勝率はいくらですか?
答えを見る
コールしたあとのポットは 60BB です。15 ÷ 60 = 25.0%です。
問3フロップで相手が3人残っています。ベットでポットをすぐ取るには、何人が降りる必要がありますか?
答えを見る
1人でもコールすれば、その場ではポットを取れません。全員が降りる必要があります。
09BlackPoker で試す
フロップからは、「役が上がる札 N枚」「相手の動きから見た勝率」「コールに要る勝率」が出ます。役が上がる札でも、勝てるとは限りません。3つを見くらべながら動けます。
アドバイスは、チェック・ポットの40%・70%・105%のベット・コール・レイズの期待値をくらべて、動きを出します。ベットでは、全員が降りる見込みも入れています。細かい決め方は、調整で変わることがあります。
よくある質問
フロップでは、何から考える?
残る人数、動く順番、ポットと持ち点、場の札、相手の手の幅、賭けられた額の6つを見ます。
フラッシュドローなら、コールしていい?
引く確率だけでなく、コールに要る勝率と、次の札のあとに払う分を見ます。9枚なら、次の1枚で引くのは 19.1%です。
リバーでは、何を見る?
相手が賭ける手の幅に対して、今の手が要る回数だけ勝てるかを見ます。
制作・編集:Predy Games公開:更新:まちがいのご連絡:お問い合わせ
BlackPoker で、フロップからの判断を試すお金を賭けずに遊ぶ1人用のテキサスホールデムです。フロップからは、役が上がる札の数・相手の動きから見た勝率・コールに要る勝率が、卓に並びます。
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