06 練習と資料

入門約7分で読めます更新 図 2・問題 3

BlackPoker のアドバイスの仕組み

BlackPoker のアドバイスは、動きを1つだけ答えとして出すものではありません。うまい打ち手の考え方を1つ決めて、それぞれの動きを選ぶ割合で見せます。

この記事の要点

  1. アドバイスは、動きを1つに決めず、選ぶ割合で見せる。
  2. 見える物だけで相手の幅をしぼり、勝率と期待値をくらべる。
  3. ○△× は勝ち負けではなく、選んだときの評価。
この記事の数字について

この記事は、BlackPoker のアドバイスがどう動きを出すかの説明です。ポーカー全般で決まった答えを示すものではありません。ゲームの調整で変わることがあります(2026年10月28日の値)。

01動きを1つに決めない理由

ポーカーでは、同じ場面でも動きを混ぜることがあります。強い手でチェックする回も、役のない手でベットする回もあります。

そこでアドバイスは、同じ場面を何度もくり返したときの選び方を出します。「降りる・コール・レイズを、それぞれどれくらい選ぶか」という形です。割合のいちばん大きい動きを、毎回選ぶという意味ではありません。

結果ではなく、選んだときを見る

よい動きを選んでも、その回の札で負けることはあります。勝ったか負けたかだけでは、選び方のよしあしは決まりません。

02見える物から、選ぶ割合まで

計算に使うのは、その時点で自分に見える物だけです。

フロップからの計算の流れ。相手の本当の手札は、計算に入れません。
  1. 1

    見える物

    自分の2枚・場の札・席・賭けられた額・それまでの相手の動き。

  2. 2

    相手の手の幅

    それまでの動きに合う手を残す。

  3. 3

    計算

    残した手で配って勝率を出し、動きごとの期待値をくらべる。

  4. 4

    選ぶ割合

    得が大きい動きほど、多く選ぶ。

相手の手の幅のしぼり方は、レンジを読むで扱っています。

フロップからの計算

フロップからは、相手の手の幅と残りの札で、約600回配って勝率を出します。勝率には、引き分けでもらえる分も入ります。

そのうえで、チェック・ポットの40%・70%・105%のベット・コール・レイズの期待値をくらべます。ベットでは、相手が全員降りる見込みも入れます。

期待値をくらべる計算の中だけ、あとに動く席は勝率に 0.95、先に動く席は 0.86 を掛けます。リバーでは掛けません。画面に出る勝率にも掛けていません。

プリフロップの計算

プリフロップでは、169種類の手を、ランダムな手1つとの勝率の順に並べます。「上位何%」は、手の種類ではなく、マークまで分けた1,326通りで数えます。その場面で入る幅と照らし合わせて、動きごとの割合を出します。線のすぐ近くの手は、割合が分かれます。

席や前の人の動きで変わる線は、スターティングハンドにまとめています。

03画面に出る数字

数字意味
勝率(卓の左下)相手の札が何でもありとして、約4,000回配った見積もり。引き分けでもらえる分も入る
相手の動きから見た勝率相手の手を、それまでの動きでしぼって、約600回配った見積もり。フロップから出る
コールに要る勝率コールの額 ÷ コールしたあとのポット全体
選ぶ割合同じ場面で、降りる・コール・レイズを、それぞれ選ぶ割合

たとえば、相手の動きから見た勝率が 39%で、コールに要る勝率が 33%なら、最後まで見られるとして、要る線を上回っています。ただ、あとで相手がまた賭けることや、残りの持ち点も動きに関わります。くわしくはポットオッズと期待値で扱います。

04○△× が示すこと

○△× は、その回に勝ったかではありません。選んだ動きを、アドバイスとくらべた印です。

印付くとき
○いちばん多く選ぶ動き、30%以上選ぶ動き、または、いちばん得な動きとの差が 1/4BB 以下
×1度も選ばない動きで、いちばん得な動きとの差が 2BB 以上
△○と×のあいだ
答え合わせの画面。場面ごとに、自分の動きとおすすめの動き、○△× の印が並びます。
答え合わせの画面。場面ごとに、自分の動きとおすすめの動き、○△× の印が並びます。

05扱わないもの

計算のしかたや細かい数字は、調整で変わることがあります。

063問で確かめる

問1アドバイスは、相手の本当の手札を計算に使いますか?

答えを見る

使うのは、自分の手札・場の札・席・額・それまでの動きなど、自分に見える物だけです。

問2○が付いた動きを選びました。何を意味しますか?

答えを見る

○は結果を当てる印ではありません。選んだときの評価なので、その回に負けることもあります。

問3同じ場面なのに、勝率が前と1%ちがいました。考えられる理由はどれですか?

答えを見る

配る回数に限りがあるので、同じ場面でも勝率が1〜2%ずれることがあります。

07BlackPoker で試す

トレーニングでは、アドバイスを先に見るか、先に自分で考えるかを選べます。動くたびに○△× と一言が付き、× のときは止まって理由を見せます。△か×のあったハンドは、終わったあとに答え合わせで見返せます。

よくある質問

アドバイスは、相手の札を見ている?

見ていません。自分に見える物だけを使います。

○なら、その回は勝てる?

勝ち負けの印ではありません。○の動きでも、負けることはあります。

同じ場面で、勝率が少し変わるのはなぜ?

配って数えているためです。同じ場面でも1〜2%ずれます。

制作・編集:Predy Games公開:更新:まちがいのご連絡:お問い合わせ

BlackPoker で、アドバイスを使うお金を賭けずに遊ぶ1人用のテキサスホールデムです。アドバイスを先に見るか、先に自分で考えるかを選べます。×のときは止まって、理由を見せます。

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