02 基本戦術

初級約7分で読めます更新 図 3・問題 3

スターティングハンド(最初の2枚)の選び方

最初の2枚で、参加するか降りるかを決めます。手の書き方と、席と場面で変わる参加の幅を、表で見ていきます。

この記事の要点

  1. 2枚の手は169種類。配られ方は、ペア6通り・スーテッド4通り・オフスート12通りで、全部で1,326通り。
  2. UTG からボタンまでは、うしろの席ほど広い手で入る。
  3. 上げられたら、別の線を使う。持ち点の半分以上を入れるコールは、しぼる。
この記事の数字について

手の書き方と、配られ方の組み合わせの数は、テキサスホールデムで共通です。表の色と、席ごとに入る手の幅は、BlackPoker の基準です。一般的なレンジ表ではありません。ゲームの調整で変わることがあります(2026年10月28日の値)。

01手の書き方と169種類

最初の2枚は、数字2つと、マークが同じかどうかで書きます。10 は T と書きます。

マークの種類を区別しなければ、2枚の手は169種類です。ペアが13、スーテッドとオフスートが78ずつです。

ただし、配られる組み合わせの数は、手によってちがいます。

AA は6通り、AKs は4通り、AKo は12通り。2枚の配られ方は、全部で 1,326通りです。

AA6通り

A♠︎♠︎A♥︎♥︎A♠︎♠︎A♦︎♦︎A♠︎♠︎A♣︎♣︎A♥︎♥︎A♦︎♦︎A♥︎♥︎A♣︎♣︎A♦︎♦︎A♣︎♣︎

AKs4通り

A♠︎♠︎K♠︎♠︎A♥︎♥︎K♥︎♥︎A♦︎♦︎K♦︎♦︎A♣︎♣︎K♣︎♣︎

AKo12通り

A♠︎♠︎K♥︎♥︎A♠︎♠︎K♦︎♦︎A♠︎♠︎K♣︎♣︎A♥︎♥︎K♠︎♠︎A♥︎♥︎K♦︎♦︎A♥︎♥︎K♣︎♣︎A♦︎♦︎K♠︎♠︎A♦︎♦︎K♥︎♥︎A♦︎♦︎K♣︎♣︎A♣︎♣︎K♠︎♠︎A♣︎♣︎K♥︎♥︎A♣︎♣︎K♦︎♦︎

そのため、このページの「上位◯%」は、169種類ではなく、1,326通りで数えます。オフスートの手は、1つで12通りぶんの重さがあります。

0213×13 の表と、席ごとの幅

169種類は、13×13 の表で見ます。ななめの線がペア、右上がスーテッド、左下がオフスートです。

表の順は、ランダムな手1つと最後まで勝負したときの勝率(引き分けは半分と数える)の順です。AA は約85%、いちばん下の 32o は約32%です。

色は、この順の上から、BlackPoker が最初に入る線です。「上位16%」は、強いほうから数えて 1,326通りの16%という意味で、勝率ではありません。

前の人が全員降りて、自分が最初に入るときの、BlackPoker の線。席を押すと切りかわります。数字は調整で変わることがあります。

UTG:上位 約16%・31種類

AAAKsAQsAJsATsA9sA8sA7sA6sA5sA4sA3sA2sAKoKKKQsKJsKTsK9sK8sK7sK6sK5sK4sK3sK2sAQoKQoQQQJsQTsQ9sQ8sQ7sQ6sQ5sQ4sQ3sQ2sAJoKJoQJoJJJTsJ9sJ8sJ7sJ6sJ5sJ4sJ3sJ2sAToKToQToJToTTT9sT8sT7sT6sT5sT4sT3sT2sA9oK9oQ9oJ9oT9o9998s97s96s95s94s93s92sA8oK8oQ8oJ8oT8o98o8887s86s85s84s83s82sA7oK7oQ7oJ7oT7o97o87o7776s75s74s73s72sA6oK6oQ6oJ6oT6o96o86o76o6665s64s63s62sA5oK5oQ5oJ5oT5o95o85o75o65o5554s53s52sA4oK4oQ4oJ4oT4o94o84o74o64o54o4443s42sA3oK3oQ3oJ3oT3o93o83o73o63o53o43o3332sA2oK2oQ2oJ2oT2o92o82o72o62o52o42o32o22

ペアスーテッドオフスート

UTG からボタンまでは、うしろの席ほど広く入ります。あとに残る人が少なく、フロップからは最後に動けるためです。SB は、フロップから先に動くので、ボタンより少しせまくなります。くわしくはポジションで扱います。

配られた人数が少ないときは、6人のときの幅を、5人なら1.12倍、4人なら1.24倍のように広げます(上限は95%)。2人だけのときのボタンは、別の決まりで約95%、ほぼ全部の手で入ります。

A のつく手が上に来るわけ

この順では、A のつく手が上に来ます。相手が何でも持ちうるなら、A 1枚の高さが効くためです。

ただし、前の人が上げたあとは、相手にも A が多く残ります。相手も A を持ち、もう1枚が自分より高いと、大きく負けます。AK と AQ が勝負すると、AK が約72%勝ちます。A2o のような手が、この順ほど強くないのはこのためです。

03前の人の動きで、使う線が変わる

上げられたあとは、上の表ではなく、次の線を使います。BlackPoker の考え方です。

前の人入り方
全員が降りた席の幅の手で、2.5BB(ときどき 3BB)に上げて入る。ほかは降りる
リンプした人がいるかなり強い手は、3.5BB + リンプした人数 BB に上げる(1人なら合計 4.5BB)。それより少し弱い手はコール
1回レイズされた上位約6%は上げ返し、約20%まではコール、ほかは降りる
上げ返された上位約2.5%はさらに上げ、約6.5%まではコール、ほかは降りる
BB で、だれも上げていない上位約11%は上げ、ほかはチェック

この%は、上げた人の席と額で動きます。うしろの席からの上げには広く、大きな上げにはせまく付いていきます。

上げ返しの額は、前のレイズの約3倍です。2.5BB のレイズなら、合計 7.5BB です。フロップから自分が先に動く席なら、約3.6倍(合計 9BB)にします。

04持ち点が少ないとき

同じコールでも、持ち点が少ないと、残りのほとんどを入れることになります。

持ち点 100BB持ち点の 6%
持ち点 10BB持ち点の 60%

相手が合計 6BB に上げ、コールするとき。金色がコールで入れる分、点線が持ち点の半分です。

BlackPoker では、このコールで残りの持ち点の半分以上を入れるときは、上位約10%までにしぼります。もとの線がそれよりせまい場面は、そのままです。

05よくあるまちがい

スーテッドなら、どの手でも入る

ランダムな手1つとの勝率で、AKs と AKo の差は約2ポイントです。弱い2枚は、スーテッドでも弱いままです。

A があれば、入る

もう1枚が弱い A は、相手も A を持ち、もう1枚が自分より高いと、大きく負けます。入るかどうかは、A があるかではなく、表の線で決めます。

063問で確かめる

問1AKo は、配られ方が何通りありますか?

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マークのちがう A と K の組み合わせは、4 × 3 = 12通りです。AKs は4通り、AA は6通りです。

問2前の人が全員降りて、あなたは UTG。手は Q9o です。BlackPoker の考え方では?

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Q9o は上位約30%の手で、UTG の線(約16%)の外です。だれも入っていないときにコールで入る動きは、表にありません。ボタンなら、上げて入ります。

問3UTG が 2.5BB に上げました。あなたはボタンで QQ。BlackPoker の考え方では?

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QQ は上位約1.4%で、上げ返しの線(約6%)の中です。前の席からの上げで線がせまくなっても、中に残ります。額は約3倍の、合計 7.5BB ほどです。

07BlackPoker で試す

プリフロップで「アドバイス」を押すと、「AKo は 上位5% の手」のように、自分の手が上位何%かが出ます。だれも入っていなければ、「この席から最初に入るなら 上位N% まで」も出ます。

この記事の表と同じ考え方なので、席ごとの幅を、卓で1回ずつ確かめられます。

よくある質問

いちばん強い最初の2枚は?

AA です。ランダムな手1つと最後まで勝負すると、引き分けを半分と数えて、約85%勝ちます。

AK と QQ は、どちらが強い?

QQ が有利です。Q♠Q♥ と A♦K♣ を最後まで配ると、QQ が約57%、AK が約43%勝ちます。残りは引き分けです。

何%くらいの手で参加すればいい?

席と、前の人の動きによります。だれも入っていないときの BlackPoker の線は、UTG 約16%からボタン約49%までです。

制作・編集:Predy Games公開:更新:まちがいのご連絡:お問い合わせ

BlackPoker で、自分の手が上位何%かを見るお金を賭けずに遊ぶ1人用のテキサスホールデムです。アドバイスを押すと、2枚の手が上位何%か、この席から入る幅はどこまでかが出ます。

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