04 場面ごとの判断

中級約7分で読めます更新 問題 3

賭ける額の決め方

賭ける額は、先に目的を決めてから、ポットの何%かで考えます。場の札・相手の手の幅・残りの持ち点で、目的に合う額が変わります。

この記事の要点

  1. 先に目的を決める。払ってもらう・降ろす・ただで次の札を見せない。
  2. 額は、チップの数ではなく、ポットの何%かで見る。
  3. 今の額は、ターンやリバーのポットと残りの持ち点も変える。

01先に目的を決める

ベットする前に、相手にどう動いてほしいかを決めます。主な目的は3つです。

目的考えること
弱い手から払ってもらう自分より弱い手が、コールできる額にする
強い手を降ろす自分より強い手が、降りる額にする
次の札をただで見せない相手が次の札を見るなら、チップを払わせる

3つ目は、相手のドローを消すことではありません。コールするなら代金を払わせ、降りるなら今のポットを取る、という考え方です。

02ポットの何%かで考える

額は、チップの数ではなく、今のポットに対する割合で見ます。ポット 100 への 50 と、ポット 1,000 への 50 では、重さがちがうためです。

額が変わると、相手がコールに要る勝率も変わります。大きなベットほど、相手は高い勝率が要ります。下の表は、自分と相手の2人で考えたときです。

ポット 100 へのベットコール後のポット相手がコールに要る勝率
ポットの40%4018022.2%
ポットの70%7024029.2%
ポットの105%10531033.9%

要る勝率は、コールの額 ÷ コールしたあとのポット全体、で出します。くわしくはポットオッズと期待値で扱います。

03額を変える手がかり

いつも同じ割合を使う必要はありません。次の点で、目的に合う額が変わります。

場の札

ストレートやフラッシュを作りやすい場で、相手の手の幅にドローが多く入っているなら、コールで付いてくる手が増えます。強い役で払ってもらいたいなら、大きめの額を選べる場面です。

役が変わりにくい場で、相手に続けられる手が少ないなら、小さな額でも、弱い手を降ろすには足りることがあります。

相手にありそうな手

見るのは、相手が実際に持つ1つの手ではありません。それまでの動きから残る、手の幅です。

弱いワンペアが多く残るなら、その手が払える額にします。強いドローが多く残るなら、小さな額では、安く次の札を見られます。手の幅の読み方はレンジを読むで扱います。

相手の動き方

小さなベットにもよく降りる相手なら、ブラフに大きな額は要りません。広くコールする相手には、強い手で大きく払ってもらえることがあります。

ただし、数回の動きだけで相手のくせを決めつけると、額がぶれます。先に、場の札とそれまでのベットを見ます。

残っている回

リバーには次の札がありません。「ただで見せない」目的はなくなり、払ってもらうか、降ろすかの2つにしぼられます。

04今の額が、次の回を変える

フロップでは、ターンとリバーが残っています。ベットがコールされると、ポットは大きくなり、2人の残りの持ち点は減ります。

時点ポットと、残りの持ち点
ベットの前ポット 100・2人とも残り 400。残りはポットの4倍
70 を賭けてコールされたポット 240・2人とも残り 330。残りはポットの約1.4倍

残りがポットに対して小さいほど、ターンやリバーで残りの多くを入れやすくなります。フロップで大きく賭けると、ターンやリバーでオールインまで進みやすくなります。

強い手で大きなポットを作りたいのか、弱い手を残したまま次へ進みたいのかまで考えて、今の額を決めます。

05レイズは、合計の額で言う

レイズには、「合計の額」と「今から足す額」があります。合計は、同じ賭けの場面(フロップならフロップ)で自分が出す額です。取りちがえると、考えていた額より大きくなります。

言い方意味
70 にレイズその賭けの場面で自分が出す合計を 70 にする
すでに 20 を出していた今から足すのは 70 − 20 = 50

レイズを受けた相手がコールするときも、出すのは合計との差だけです。いちばん少ないレイズの額は、賭ける額の決まりにまとめています。

06よくあるまちがい

073問で確かめる

問12人とも残り 400 で、ポット 100 です。自分が 50 を賭けて、コールされました。次の場面のポットと、残りの持ち点はどうなりますか?

答えを見る

ポットは 100 + 50 + 50 = 200 です。2人とも 50 を出したので、残りは 350 です。

問2強い手でベットするとき、先に考えることはどれですか?

答えを見る

強い手では、自分より弱い手から払ってもらうことが目的です。その手が付いてこられる額を考えます。

問3フロップですでに 30 を出していて、合計 90 にレイズします。今から足す額はいくらですか?

答えを見る

レイズのあとの合計 90 から、フロップでもう出した 30 を引きます。足す額は 60 です。

08BlackPoker で試す

BlackPoker の考え方では、フロップから、チェックと、ポットの40%・70%・105%のベットをくらべます。コールやレイズも含め、期待値が大きい動きほど、選ぶ割合を大きくします。

トレーニングでは、先に自分で考えてから、アドバイスを見ることもできます。ただし、○△× はベットの額のちがいでは分けません。細かい決め方は、調整で変わることがあります。

よくある質問

ベットの額は、どう決める?

相手にどう動いてほしいかを先に決め、ポットの何%かと、残りの持ち点から選びます。

大きく賭けるほど、有利?

相手は降りやすくなりますが、払ってほしい弱い手も降ります。コールされたときに失う額も増えます。

「70 にレイズ」は、70 を足すこと?

その賭けの場面(フロップならフロップ)で出す合計を 70 にする意味です。もう 20 出していたら、足すのは 50 です。

制作・編集:Predy Games公開:更新:まちがいのご連絡:お問い合わせ

BlackPoker で、3つの額をくらべるお金を賭けずに遊ぶ1人用のテキサスホールデムです。フロップからのアドバイスは、ポットの40%・70%・105%のベットをくらべて出します。先に自分で考えてから、見くらべられます。

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