01 はじめての人へ

入門約9分で読めます更新 図 7・問題 4

テキサスホールデムのルールと、1回の流れ

1回の勝負の進み方と、自分の番でできること、賭ける額の決まりを、図で順に見ていきます。

この記事の要点

  1. 手札2枚と場の5枚から、いちばん強い5枚で勝負する。
  2. 賭ける場面は最大4回。だれも賭けていなければチェックかベット、賭けがあれば降りる・コール・レイズ。
  3. レイズは前の上げ幅以上。オールインで額がそろわないときは、ポットを分ける。

01まず、3つの決まり

  1. 手札2枚と、場の札手札は自分だけが見る2枚です。場の札は卓のまん中に表で出る札で、最大5枚です。全員が使えます。
  2. 7枚から、いちばん強い5枚手札は2枚とも使っても、1枚でも、使わなくてもかまいません。
  3. 勝つと、ポットをもらうポットは、その回に全員が賭けたチップの合計です。最後まで残った中で役がいちばん強い人か、ほかの全員が降りて1人だけ残った人がもらいます。
手札の Q♥ J♥ と、場のハート3枚で、ハートのフラッシュ。
手札Q♥︎♥︎J♥︎♥︎
場の札K♥︎♥︎9♥︎♥︎4♣︎♣︎2♥︎♥︎7♠︎♠︎
一番強い5枚フラッシュK♥︎♥︎Q♥︎♥︎J♥︎♥︎9♥︎♥︎2♥︎♥︎

役の札残りの札(キッカー)使わない札

役の強い順は、役の強さ一覧にまとめています。

021回の流れ

場の札が出る前をプリフロップ、3枚・4枚目・5枚目が出たあとを、フロップ・ターン・リバーと呼びます。

  1. 01ブラインドSB と BB が、先に出すSB 5BB 10
  2. 02プリフロップ手札を2枚ずつ配る賭け 1回目
  3. 03フロップ場に3枚K♠︎♠︎9♦︎♦︎7♣︎♣︎賭け 2回目
  4. 04ターン場に4枚目K♠︎♠︎9♦︎♦︎7♣︎♣︎4♥︎♥︎賭け 3回目
  5. 05リバー場に5枚目K♠︎♠︎9♦︎♦︎7♣︎♣︎4♥︎♥︎2♠︎♠︎賭け 4回目
  6. 06ショーダウン2人以上が残ったら手札を見せ、強い役の人がポットをもらうQ♥︎♥︎J♥︎♥︎

金の枠は、その回に新しく出た場の札です。途中で1人だけ残ったら、そこで終わりです。残りの場の札は出しません。

それぞれの回は、まだ動ける全員が番を終え、賭けた額がそろったら終わります。全員がチェックしても終わります。

03席とブラインド、動く順番

卓には、ボタン(D の印)を置いた席があります。ボタンの左が SB、その左が BB です。

この2人は、札が配られる前に決まった額を出します。これをブラインドと言います。「5/10」なら、SB が 5、BB が 10 です。

ボタンは1回ごとに左へ1つ動くので、全員が順番にブラインドを出します。

番は時計回りに回ります。最初に番が回る人は、プリフロップとその後で変わります。

プリフロップ

時計回り4ボタン5SB6BB123

フロップから

時計回り6ボタン1SB2BB345

数字は、その回に最初に番が回る順です。6 が最後です。

降りた人と、オールインした人は飛ばします。レイズがあると、番はもう一度回ります。

フロップからの1周目は、ボタンがいつも最後です。ほかの人の動きを見てから決められる席で、くわしくはポジションの記事で扱います。

2人だけのときボタンの人が SB を兼ねます。プリフロップはボタンが先、フロップからはボタンがあとに動きます。

04自分の番で選べる動き

選べる動きは、その回にもうだれかが賭けたかどうかで決まります。

その回、まだだれも賭けていない

  • チェック賭けずに、次の人へ回す
  • ベット最初に賭ける

だれかが、もう賭けた

  • 降りる手札を捨てて、この回をやめる
  • コール同じ総額にそろえる
  • レイズさらに上げる

プリフロップでは、BB の額が最初の賭けです。最初に動く人はチェックできません。だれもレイズしないまま BB の番が来たら、BB はチェックかレイズを選べます。

コールは、足りない分だけ足す

その回にもう出した分を引いて、足りない分だけ足します。回が変わると、0 から数え直します。

BB で 10 を出していて、相手が合計 25 に上げたら、コールで足すのは 15 です。

05賭ける額の決まり

このサイトの例と BlackPoker は、ノーリミットです。持っているチップまで、いくらでも賭けられます。決まりがあるのは、いちばん少ない額だけです。

5/10 のプリフロップで、ボタンが合計 25 にレイズしたとき。
  1. BB10
  2. ボタンがレイズ上げ幅 15合計 25
  3. 次のレイズ上げ幅 15 以上合計 40 以上

チップが足りなければ、この額に届かなくても、全部を出すオールインはできます。

06オールインとサイドポット

オールインは、持っているチップを全部賭けることです。相手の額に足りなくても、最後まで残れます。

ただし、ほかの人の賭けのうち、争えるのは自分が出した額までの分です。その上の分は、ほかの人もそろえていればサイドポットとして分けます。だれもそろえていない分は、出した人に戻ります。

A は 100、B は 300 でオールイン。C は 500 を出しました。
100A
300B
500C
  • メインポット 300A・B・C で争う
  • サイドポット 400B と C で争う
  • C に戻る 200だれも合わせていない分

A がいちばん強くても、もらえるのはメインポットの 300 です。勝ち負けは、ポットごとに決めます。

賭けがそろい、まだ賭けられる人が1人以下になったら、残りの場の札を全部出して、勝ち負けを決めます。

引き分けのとき

5枚でくらべて同じ強さなら、そのポットを等分します。

BlackPoker では、割り切れずに余ったチップは、勝った人のうちボタンの左に近い人がもらいます。

071回を通して見る

6人の卓、ブラインドは 5/10 です。賭けの動きだけを追います。ポットは、その回が終わったときの額です。

回動きポット
プリフロップSB が 5、BB が 10 を出す。BB の左から3人が降りる。ボタンが合計 25 にレイズ。SB は降りる。BB は 15 足してコール55
フロップBB がチェック。ボタンが 30 をベットし、BB がコール115
ターン2人ともチェック115
リバーBB が 60 をベット。ボタンが降りる。だれもコールしていない 60 は BB に戻る115

BB が札を見せずに 115 をもらいます。SB が先に出した 5 も、この中に入っています。

084問で確かめる

問1ブラインド 10/20 のプリフロップ。最初の人が合計 50 にレイズしました。次にレイズする人は、合計いくら以上にしますか?

答えを見る

上げ幅は 50 − 20 = 30。次も 30 以上上げるので、50 + 30 = 80 以上です。

問2BB で 10 を出しています。相手が合計 30 にレイズしました。コールで足すのはいくらですか?

答えを見る

その回にもう出した 10 を引いて、足りない分だけ足します。30 − 10 = 20 です。

問3フロップで、まだだれも賭けていません。自分の番で、できない動きはどれですか?

答えを見る

コールは、だれかが賭けた額にそろえる動きです。だれも賭けていなければ、そろえる額がありません。

問4A は 200 でオールイン。B と C は 500 ずつ賭けました。A の役がいちばん強いとき、A がもらえるのは?

答えを見る

A が争えるのは、1人あたり 200 までの分です。200 × 3人 = 600 がメインポットです。残りの 600 は、B と C で争います。

09BlackPoker で試す

BlackPoker は、お金を賭けずに遊べる1人用のテキサスホールデムです。ふつうのノーリミット・テキサスホールデムと同じルールで、アンテ(全員が先に出す額)はありません。

レイズの額を決める所には、いちばん少ない額が「最低」として出ます。

動きを選ぶたびに ○△× が付きます。△か×が付いた回は、終わったあとに答え合わせの画面で見返せます。

答え合わせの画面。場面ごとに、自分の動きとおすすめの動き、○△× の印が並びます。
答え合わせの画面。場面ごとに、自分の動きとおすすめの動き、○△× の印が並びます。

よくある質問

チェックとコールのちがいは?

チェックは、足す額がないときに、賭けずに次の人へ回すことです。コールは、その回の賭けにそろえるため、足りない分を足すことです。

降りたら、それまでに出したチップは戻る?

戻りません。ポットに残り、その回に勝った人のものになります。

チップが相手の賭けに足りないときは?

持っている分を全部出せば(オールイン)、最後まで残れます。ただし、ほかの人の賭けのうち、争えるのは自分が出した額までの分です。

2人だけのときの順番は?

ボタンの人が SB を兼ね、プリフロップは先に動きます。フロップからは、ボタンがあとに動きます。

制作・編集:Predy Games公開:更新:まちがいのご連絡:お問い合わせ

BlackPoker で、1回の流れを卓で試すお金を賭けずに遊ぶ1人用のテキサスホールデムです。動くたびに ○△× が付くので、賭けの順番と額の決まりを、遊びながら確かめられます。

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