この記事の要点
- 手札2枚と場の5枚から、いちばん強い5枚で勝負する。
- 賭ける場面は最大4回。だれも賭けていなければチェックかベット、賭けがあれば降りる・コール・レイズ。
- レイズは前の上げ幅以上。オールインで額がそろわないときは、ポットを分ける。
01まず、3つの決まり
- 手札2枚と、場の札手札は自分だけが見る2枚です。場の札は卓のまん中に表で出る札で、最大5枚です。全員が使えます。
- 7枚から、いちばん強い5枚手札は2枚とも使っても、1枚でも、使わなくてもかまいません。
- 勝つと、ポットをもらうポットは、その回に全員が賭けたチップの合計です。最後まで残った中で役がいちばん強い人か、ほかの全員が降りて1人だけ残った人がもらいます。
役の札残りの札(キッカー)使わない札
役の強い順は、役の強さ一覧にまとめています。
021回の流れ
場の札が出る前をプリフロップ、3枚・4枚目・5枚目が出たあとを、フロップ・ターン・リバーと呼びます。
- 01ブラインドSB と BB が、先に出すSB 5BB 10
- 02プリフロップ手札を2枚ずつ配る賭け 1回目
- 03フロップ場に3枚K♠︎♠︎9♦︎♦︎7♣︎♣︎賭け 2回目
- 04ターン場に4枚目K♠︎♠︎9♦︎♦︎7♣︎♣︎4♥︎♥︎賭け 3回目
- 05リバー場に5枚目K♠︎♠︎9♦︎♦︎7♣︎♣︎4♥︎♥︎2♠︎♠︎賭け 4回目
- 06ショーダウン2人以上が残ったら手札を見せ、強い役の人がポットをもらうQ♥︎♥︎J♥︎♥︎
金の枠は、その回に新しく出た場の札です。途中で1人だけ残ったら、そこで終わりです。残りの場の札は出しません。
それぞれの回は、まだ動ける全員が番を終え、賭けた額がそろったら終わります。全員がチェックしても終わります。
03席とブラインド、動く順番
卓には、ボタン(D の印)を置いた席があります。ボタンの左が SB、その左が BB です。
この2人は、札が配られる前に決まった額を出します。これをブラインドと言います。「5/10」なら、SB が 5、BB が 10 です。
ボタンは1回ごとに左へ1つ動くので、全員が順番にブラインドを出します。
番は時計回りに回ります。最初に番が回る人は、プリフロップとその後で変わります。
プリフロップ
フロップから
数字は、その回に最初に番が回る順です。6 が最後です。
降りた人と、オールインした人は飛ばします。レイズがあると、番はもう一度回ります。
フロップからの1周目は、ボタンがいつも最後です。ほかの人の動きを見てから決められる席で、くわしくはポジションの記事で扱います。
04自分の番で選べる動き
選べる動きは、その回にもうだれかが賭けたかどうかで決まります。
その回、まだだれも賭けていない
- チェック賭けずに、次の人へ回す
- ベット最初に賭ける
だれかが、もう賭けた
- 降りる手札を捨てて、この回をやめる
- コール同じ総額にそろえる
- レイズさらに上げる
プリフロップでは、BB の額が最初の賭けです。最初に動く人はチェックできません。だれもレイズしないまま BB の番が来たら、BB はチェックかレイズを選べます。
コールは、足りない分だけ足す
その回にもう出した分を引いて、足りない分だけ足します。回が変わると、0 から数え直します。
BB で 10 を出していて、相手が合計 25 に上げたら、コールで足すのは 15 です。
05賭ける額の決まり
このサイトの例と BlackPoker は、ノーリミットです。持っているチップまで、いくらでも賭けられます。決まりがあるのは、いちばん少ない額だけです。
- ベットは、BB の額以上。5/10 なら 10 以上です。
- レイズは、前の上げ幅以上。額は「合計いくらにするか」で言います。
- プリフロップで、まだだれもレイズしていなければ、上げ幅は BB の額です。5/10 なら合計 20 以上です。
- BB10
- ボタンがレイズ合計 25
- 次のレイズ合計 40 以上
チップが足りなければ、この額に届かなくても、全部を出すオールインはできます。
06オールインとサイドポット
オールインは、持っているチップを全部賭けることです。相手の額に足りなくても、最後まで残れます。
ただし、ほかの人の賭けのうち、争えるのは自分が出した額までの分です。その上の分は、ほかの人もそろえていればサイドポットとして分けます。だれもそろえていない分は、出した人に戻ります。
- メインポット 300A・B・C で争う
- サイドポット 400B と C で争う
- C に戻る 200だれも合わせていない分
A がいちばん強くても、もらえるのはメインポットの 300 です。勝ち負けは、ポットごとに決めます。
賭けがそろい、まだ賭けられる人が1人以下になったら、残りの場の札を全部出して、勝ち負けを決めます。
引き分けのとき
5枚でくらべて同じ強さなら、そのポットを等分します。
BlackPoker では、割り切れずに余ったチップは、勝った人のうちボタンの左に近い人がもらいます。
071回を通して見る
6人の卓、ブラインドは 5/10 です。賭けの動きだけを追います。ポットは、その回が終わったときの額です。
| 回 | 動き | ポット |
|---|---|---|
| プリフロップ | SB が 5、BB が 10 を出す。BB の左から3人が降りる。ボタンが合計 25 にレイズ。SB は降りる。BB は 15 足してコール | 55 |
| フロップ | BB がチェック。ボタンが 30 をベットし、BB がコール | 115 |
| ターン | 2人ともチェック | 115 |
| リバー | BB が 60 をベット。ボタンが降りる。だれもコールしていない 60 は BB に戻る | 115 |
BB が札を見せずに 115 をもらいます。SB が先に出した 5 も、この中に入っています。
084問で確かめる
問1ブラインド 10/20 のプリフロップ。最初の人が合計 50 にレイズしました。次にレイズする人は、合計いくら以上にしますか?
答えを見る
上げ幅は 50 − 20 = 30。次も 30 以上上げるので、50 + 30 = 80 以上です。
問2BB で 10 を出しています。相手が合計 30 にレイズしました。コールで足すのはいくらですか?
答えを見る
その回にもう出した 10 を引いて、足りない分だけ足します。30 − 10 = 20 です。
問3フロップで、まだだれも賭けていません。自分の番で、できない動きはどれですか?
答えを見る
コールは、だれかが賭けた額にそろえる動きです。だれも賭けていなければ、そろえる額がありません。
問4A は 200 でオールイン。B と C は 500 ずつ賭けました。A の役がいちばん強いとき、A がもらえるのは?
答えを見る
A が争えるのは、1人あたり 200 までの分です。200 × 3人 = 600 がメインポットです。残りの 600 は、B と C で争います。
09BlackPoker で試す
BlackPoker は、お金を賭けずに遊べる1人用のテキサスホールデムです。ふつうのノーリミット・テキサスホールデムと同じルールで、アンテ(全員が先に出す額)はありません。
レイズの額を決める所には、いちばん少ない額が「最低」として出ます。
動きを選ぶたびに ○△× が付きます。△か×が付いた回は、終わったあとに答え合わせの画面で見返せます。

よくある質問
チェックとコールのちがいは?
チェックは、足す額がないときに、賭けずに次の人へ回すことです。コールは、その回の賭けにそろえるため、足りない分を足すことです。
降りたら、それまでに出したチップは戻る?
戻りません。ポットに残り、その回に勝った人のものになります。
チップが相手の賭けに足りないときは?
持っている分を全部出せば(オールイン)、最後まで残れます。ただし、ほかの人の賭けのうち、争えるのは自分が出した額までの分です。
2人だけのときの順番は?
ボタンの人が SB を兼ね、プリフロップは先に動きます。フロップからは、ボタンがあとに動きます。
制作・編集:Predy Games公開:更新:まちがいのご連絡:お問い合わせ
BlackPoker で、1回の流れを卓で試すお金を賭けずに遊ぶ1人用のテキサスホールデムです。動くたびに ○△× が付くので、賭けの順番と額の決まりを、遊びながら確かめられます。
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