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オブラ・ディン号の帰還の特徴と評判
どんな人に向くか

Return of the Obra Dinn

死の直前を映す回想を調べ、乗員の身元と運命を本に記録するゲームです。

台詞に出た名前だけを追うのではありません。服装や寝床、立ち位置、訛り、別の場面での行動まで手掛かりにしたい人に向きます。

ここが面白い

  1. 名前のない顔がつながる

    名前を呼ばれない人物も、服装や寝床、乗員のスケッチでの立ち位置から候補を削れます。乗員一覧の名前と顔が結びつく瞬間に、観察が推理へ変わります。

  2. 死の場面から航海を組み直す

    回想は航海の順には開きません。別の場面にいる同じ人物の行動を追うと、ばらばらだった出来事の前後が見えてきます。

  3. 推理が確定する手応え

    本に仮入力した身元と運命は、正しい記録がまとまると運命の確認で確定します。確信のある記録を足場に、曖昧な候補を見直す判断が効いてきます。

作品データ

2026年10月29日時点
Steamで見る ↗
好評の割合
96% 圧倒的に好評32,769件・全言語
値段(日本)
¥2,3002026年10月29日時点はセール中で¥1,541(33%オフ)
プレイ時間(レビュー時)
10.8時間レビューを書いた時点の中央値(参考になったレビュー100件)
Steam Deck
確認済み
発売日
2018年10月19日
開発元
Lucas Pope
対応言語
日本語・英語(音声まで対応)・中国語(簡体字)・韓国語 / 全14言語

1回の遊びの流れ

乗員の姿が見えないまま戻ったオブラ・ディン号に乗り込み、船内の遺体を探します。

懐中時計を使うと、死の直前の音声が流れます。そのあと、止まった回想の中を歩いて調べられます。

本の乗員一覧やスケッチと照らし、人物の身元と運命を仮入力します。

新たな遺体へ続く手掛かりを追います。見終えた回想にも戻り、人物の位置や持ち物を比べます。

確定した運命から残りの候補を絞り、損害査定書を埋めていきます。

懐中時計と床に倒れた人物(Return of the Obra Dinn・Steamストアより)
懐中時計と床に倒れた人物(Return of the Obra Dinn・Steamストアより)

主な仕組み

懐中時計 Pocketwatch

遺体から死の直前へ入る道具です。短い音声を聞いたあと、止まった場面を歩いて調べられます。

決めること

死者の周りで調査を終えるか、離れた人物や飛来物の向きまで見るか。歩く範囲で拾える手掛かりが変わります。

本 Book

章、甲板図、会話記録、乗員の情報、運命の入力欄をまとめた記録です。

決めること

推測を仮入力して残しても、空欄のまま別の回想へ進んでも構いません。ただ、早く名前を決めつけると、後で別の顔まで取り違えかねません。

乗員一覧 Crew List

乗船者の名前、役職、出身地を調べる一覧です。回想で見た顔に、一覧の名前を仮入力できます。

決めること

名前が呼ばれない人物は、制服や仕事場、近くの寝床、話す言葉から候補を削ります。役職まで分かったら、名前を決めずに仮置きする手もあります。

乗員のスケッチ Crew Sketches

乗船者の顔と、誰が誰の近くにいるかを見られる絵です。身元を調べる手掛かりがそろった顔は、調査が進むと表示が変わります。

決めること

顔つきで決めにくいときは、隣に立つ人物や服装を見ます。同じ仕事の集団に属していないかも確かめられます。

回想 Flashbacks

死の直前の音を聞き、静止した場面を歩いて調べます。別の時点の回想を見れば、同じ人物の行動も追えます。

決めること

新しい回想を続けて開くか、今見た場面の人物を先に整理するかを選べます。一気に開くと情報は増えますが、誰がどこへ動いたか混同しやすくなります。

運命の確認 Fate Validation

身元と運命が正しい記録は、まとまって確定します。入力するたびに答えが分かるわけではありません。

決めること

確信のある記録を残し、曖昧な候補を入れ替えて確かめることもできます。試行を重ねるほど、現場を見直して解く機会は減ります。

本に表示された肖像と運命(Return of the Obra Dinn・Steamストアより)
本に表示された肖像と運命(Return of the Obra Dinn・Steamストアより)

ジャンルの定番と違う所

道具を集めたり、会話の選択肢で容疑者を追い込んだりはしません。すでに起きた出来事を、止まった場面から読み直します。

役職や寝床、交友関係、場面ごとの行動を手掛かりに、顔を乗員一覧の名前へ結び付けます。

死の場面は航海の順に開きません。誰に何が起きたかを埋めるうちに、出来事の順序も組み直していきます。

上達と難しさ

確認した公式資料には、難易度を切り替える案内がありません。会話以外の何を手掛かりにできるか気づけると、止まっていた調査が進みます。

序盤は、名前や役職が会話に出た人物から埋めると進めやすくなります。その人物の同僚や寝床、服装を見れば、名前の出ない顔も絞れます。

後半は、確かめたい人物や死因を決めて回想に戻ります。前後の場面での居場所や傷、飛来物の向きを比べる読み方が役立ちます。

訛りや文化の知識が助けになる場面はあります。そこが分からなくても、別の場面との照合や候補の消去で進めたというレビューもあります。

終盤に残った候補を運命の確認で試すか、回想へ戻って手掛かりを探すかで、解き方が変わります。

戦い方・作り方の型

場面ごとの棚卸し型

新しい回想を見るたび、誰が話し、誰が死に、周囲にどの顔がいたかを場所と一緒に整理します。あとで別の回想を開いても、人物を取り違えにくくなります。

役職と集団から絞る型

制服や寝床、仕事場、スケッチの立ち位置から顔をまとめ、乗員一覧の役職と出身地に照らします。名前を呼ばれない船員を探すときに使える方法です。

時系列の往復型

同じ人物が回想ごとにどこにいて、何を持ち、誰と動いたかを追います。死因がその場だけでは読めないときは、前後の傷や攻撃の向きを見比べます。

船上の人々を描いたスケッチ(Return of the Obra Dinn・Steamストアより)
船上の人々を描いたスケッチ(Return of the Obra Dinn・Steamストアより)

長く遊ぶ人の声

後半に残った似た船員を見分けるため、回想を何度も照合する段階の話です。見たい場面の遺体まで船内を歩き直す手間が重なり、調査が長引いたという振り返りがあります。

会話で名前を拾う段階から、制服や寝床、スケッチの立ち位置まで見るようになったという振り返りです。身元が明言されない船員も、別の場面にいる姿と照らして絞っています。

船を離れている間も人物関係を考え、次に回想を見たときや、あとから思い返したときに手掛かりがつながったという振り返りがあります。

好評の声

名前が呼ばれない人物を、回想での立ち位置や衣服、寝床、持ち物、訛りから絞っていく過程が好まれています。周囲の手掛かりを突き合わせ、自分で顔と名前を結び付けたい人の声です。

モノクロ画面や音楽に惹かれたという声があります。各地の言葉や訛りを使う音声も印象に残り、台詞の内容や声の違いを手掛かりとして聞いています。

物語や解法を調べず、自分の推測で初回の調査を進めてほしいという勧めです。答えを知ったあとでは、回想の細部から身元が分かる瞬間を初見として味わえません。

死の直前の声と止まった場面から、航海で起きたことを組み直す見せ方が支持されています。回想が開く順に情報を受け取り、前後の因果を自分でつなぎたい人に響いています。

仮入力した運命がまとまって確定する瞬間に、推測がつながった手応えがあります。確信のある記録を残して曖昧な候補を試すときにも、この確認の仕組みが効いてきます。

行き詰まって回想を見直すと、以前は背景だと思った人物や細部が手掛かりになることがあります。同じ場面を別の目的で調べ直す楽しさを挙げる声です。

気になる声

終盤に候補が絞れても、死因の言葉を選べず確定しない場合があります。運命の確認を使って候補を入れ替えたという声もあり、最後まで観察で解きたい人には引っかかる段階です。

モノクロの細かな点描で、凶器や顔、死因を読み違えたという報告があります。画面を見続けて目が疲れたり酔ったりした人もいます。細部を長く調べるなら表示設定を試せます。

序盤は回想が開いても本の空欄が埋まらず、何を手掛かりにすればよいか迷うことがあります。場面の切り替えを待つ間も気になるようです。間を空けて遊ぶ人やメモを取らない人には、人物の整理も重くなります。

見終えた回想へ本から直接入れず、対応する遺体まで歩き直す必要があります。離れた場面を何度も比べて人物の動きを追う人ほど、この移動を煩わしく感じています。

銃を構える人物と船内の人々(Return of the Obra Dinn・Steamストアより)
銃を構える人物と船内の人々(Return of the Obra Dinn・Steamストアより)

こんな人に向いています

止まった回想を歩き直し、背景の人物や音から新しい手掛かりを拾うのが好きな人に向いています。

乗員一覧とスケッチ、甲板図を行き来し、確定した人物の近くから名前の分からない顔を絞る作業を楽しめる人にも合います。

航海の出来事を順に説明されるより、死の場面を見比べて順序と因果を自分で組みたい人には回想の構成が合います。

合わないかもしれない人

見た回想を比べるたびに船内の遺体まで戻る手順や、同じ場面を何度も調べる作業が苦手な人には合わないかもしれません。

コントラストの強い画面で目が疲れやすい人は、細部を探す時間が負担になり得ます。短い案内のあと、乗員一覧や回想の情報を自分で整理する進め方が苦手な人も注意が必要です。

暗い場面に集まる人々(Return of the Obra Dinn・Steamストアより)
暗い場面に集まる人々(Return of the Obra Dinn・Steamストアより)

よくある質問

日本語で遊べますか?
はい。Steam版は日本語の画面表示と字幕に対応しています。Steamの音声対応欄は英語のみですが、作中の台詞にはほかの言語も使われています。
協力プレイに対応していますか?
Steamの対応機能はシングルプレイヤーです。同じ画面を見ながら相談して推理を進めた例は、レビューにあります。
難しさを切り替えられますか?
確認した公式資料には、難易度を切り替える案内がありません。名前や役職が分かる人物から埋める順序や、仮入力の使い方は自分で決められます。
追加のゲーム内容はありますか?
確認したSteamの商品ページに載っている追加コンテンツはサウンドトラックです。物語や調査を加える内容は、そのページには掲載されていません。
画面で酔ったり目が疲れたりするときはどうしますか?
公式サポートはSharp系の表示モード、枠付き表示、Monitor設定の変更を案内しています。動作が安定しない環境向けの起動設定も説明されています。

声は、Steamの「参考になった」順のレビュー100件を読んでまとめたものです。購入者全体の意見を表すものではありません。

Return of the Obra Dinn
Return of the Obra DinnSteamで見る ↗

画像出典:Steamストア『Return of the Obra Dinn』